モデラーの空軍基礎知識 日本陸軍戦闘機84
二式単座戦闘機 鍾馗
日本陸海軍で
陸軍 二式単座戦闘機 鍾馗と
海軍 局地戦闘機 雷電は
共に高速を狙った戦闘機で
共に爆撃機用の高馬力だが
正面投影面積が大きい発動機を採用していた等
似たような設計をされた戦闘機でしたが
その高速達成の為のアプローチはかなり違っていました
海軍の雷電が
胴体を紡錘形の流麗な形状に仕上げ
機首を細くし
操縦席付近が一番太くなるように設計し
槍の先で空気を切り裂き
後方へスムーズに流すような設計でした
その為
雷電の発動機は通常の戦闘機より
後方へ配置し(実際は機首を伸ばしたが正しい)発動機のカウリングを先細りの長いタイプにしました
その為
通常より長いプロペラ軸でプロペラを回す設計になっていました
実は
この長いプロペラ軸が欠点で
長い棒を正確に回すのは
結構難しく
どうしても大きな振動が出てしまうのです
航空機に関わらず機械にとって
大き過ぎる振動は
耐久性や正確な動作に支障をきたす為
有ってはならないものでした
これが原因で
雷電の採用は
大きく遅れる事になりました
日本陸海軍で
陸軍 二式単座戦闘機 鍾馗と
海軍 局地戦闘機 雷電は
共に高速を狙った戦闘機で
共に爆撃機用の高馬力だが
正面投影面積が大きい発動機を採用していた等
似たような設計をされた戦闘機でしたが
その高速達成の為のアプローチはかなり違っていました
海軍の雷電が
胴体を紡錘形の流麗な形状に仕上げ
機首を細くし
操縦席付近が一番太くなるように設計し
槍の先で空気を切り裂き
後方へスムーズに流すような設計でした
その為
雷電の発動機は通常の戦闘機より
後方へ配置し(実際は機首を伸ばしたが正しい)発動機のカウリングを先細りの長いタイプにしました
その為
通常より長いプロペラ軸でプロペラを回す設計になっていました
実は
この長いプロペラ軸が欠点で
長い棒を正確に回すのは
結構難しく
どうしても大きな振動が出てしまうのです
航空機に関わらず機械にとって
大き過ぎる振動は
耐久性や正確な動作に支障をきたす為
有ってはならないものでした
これが原因で
雷電の採用は
大きく遅れる事になりました
