飛行第64戦隊 3
飛行第64戦隊の活動していたビルマ戦線は
日本と気候がかなりちがい
乾期と雨季が有ります
この頃の大規模な作戦は
ほとんど乾期に行われ
航空戦に関しても
当時は
全天候型の航空機は有りませんので
自然と雨季は休戦状態となります
ちなみに
この地域の雨季は
5月頃から始まり
9月頃に終わります
実は
この休戦状態の期間がかなり重要で
航空部隊は
機体の整備あるいは新型に入れ替え
パイロットは後方に下がり
休養と訓練をする事ができ
部隊の戦力回復ができたのです
これが
ビルマ戦線が終戦まで
持ちこたえられた原因の一つです
しかし
それは
敵側も同じで
雨季が終わり乾期になると
よういドンの感じで戦闘が再開されます