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モデラーの海軍基礎知識107 水雷戦隊94

戦艦大和護衛17

駆逐艦涼月は
夜間低速で後進していた為に
駆逐艦冬月に発見されず追い越されてしまい
単艦帰投の途についていました
途中敵潜水艦から雷撃されましたが
命中しませんでした
1945年4月8日
夜が明けると駆逐艦涼月を捜索していた
駆逐艦冬月は
各隊に駆逐艦涼月の掩護を要請しました
要請を受けた指宿航空の航空機が
9時30分頃佐多岬遠方を北上中の駆逐艦涼月を発見しました
駆逐艦涼月が
酷く損傷した船体で後進佐世保港を目指していると
一隻の漁船が近づいて来て
我貴艦の側方を援護する
と手旗信号をうけ
駆逐艦涼月 一同は苦笑したとの事です
しかし
佐世保港では昼を過ぎても
駆逐艦涼月が帰投しないので
途中で沈んだのではないかと思っていました
そのような中
14時30分頃
佐世保港に突然サイレンの音が鳴り響きました
駆逐艦涼月が損傷しながらも
後進で佐世保港へ辿り着いたのです
それを歓迎するサイレンの音でした
しかし
難関はまだ残っていました
駆逐艦涼月をドックに入れるには
一度後進から前進に切り替えて入渠する必要が有ったのです
涼月を転回させ入渠させようとし時
やはり浸水が進み
危険な状態でしたのでタグボートを付け
何とかドックに入れる事ができました
しかし浸水が酷く
駆逐艦涼月ドックの排水完了前に鎮座してしまいました
本当にギリギリのタイミングだったそうです
これで
帰投出来た駆逐艦は冬月 雪風 初霜に加え涼月となりました
帰投後
艦内を調べると
大破した艦首部の前部弾薬庫は
庫内の内側より防水処理がされており
浸水を防ぎギリギリのラインで艦の浮力を保っていました
しかし
それは
自身が脱出できない事を知りながら
弾薬庫の内側から3名の乗員により防水処理が施されていました
その3名は
佐世保港に帰投時には
酸欠で亡くなっていたそうです
これで
戦艦大和護衛の任務は全て終了しました

次回 最終回
水雷戦隊の終戦


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ジャンル : 趣味・実用

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