モデラーの海軍基礎知識85 水雷戦隊63
日本駆逐艦の変化2
大平洋戦争開初頭
日本駆逐艦の主力は
特型駆逐艦 吹雪型から始まる夕雲型までの艦隊型駆逐艦が主力でした
これは
排水量 2000t前後 主砲12.7cm連装砲3基6門 魚雷発射管8~9門 速力35kn
対艦兵装が充実していましたが
対空兵装はほぼ皆無で
対空機銃を搭載している艦も有りましたが
基本的に対空機銃は射程が短く
自艦を守る程度の威力しか有りませんでした
艦隊を敵機から守るには
高高度まで届く長射程の対空砲が必要でしたが
艦隊型駆逐艦に搭載されている12.7cm砲は
基本的に対艦用で対空砲ではなく
仰角(砲身を上に向ける確度)を上げて
空に向けて撃てるようにした艦も有りましたが
照準装置等が対空戦闘向きではなく
命中率は
あまり期待できませんでした
対潜水艦に関しては
ソナーを搭載していない艦も有り
基本は
敵潜水艦の潜望鏡を探し近づき
爆雷を投下すると言う物でした
つまり
開戦当初の日本駆逐艦の大半は
敵艦を攻撃するのは得意でしたが
敵機と潜水艦を相手にするのは苦手でした
次回
新型駆逐艦

大平洋戦争開初頭
日本駆逐艦の主力は
特型駆逐艦 吹雪型から始まる夕雲型までの艦隊型駆逐艦が主力でした
これは
排水量 2000t前後 主砲12.7cm連装砲3基6門 魚雷発射管8~9門 速力35kn
対艦兵装が充実していましたが
対空兵装はほぼ皆無で
対空機銃を搭載している艦も有りましたが
基本的に対空機銃は射程が短く
自艦を守る程度の威力しか有りませんでした
艦隊を敵機から守るには
高高度まで届く長射程の対空砲が必要でしたが
艦隊型駆逐艦に搭載されている12.7cm砲は
基本的に対艦用で対空砲ではなく
仰角(砲身を上に向ける確度)を上げて
空に向けて撃てるようにした艦も有りましたが
照準装置等が対空戦闘向きではなく
命中率は
あまり期待できませんでした
対潜水艦に関しては
ソナーを搭載していない艦も有り
基本は
敵潜水艦の潜望鏡を探し近づき
爆雷を投下すると言う物でした
つまり
開戦当初の日本駆逐艦の大半は
敵艦を攻撃するのは得意でしたが
敵機と潜水艦を相手にするのは苦手でした
次回
新型駆逐艦
